おとしもの

頭の中のものをぜんぶ形に出来たらいいなぁ

無知の知

えぇ、どうも。

 

今週は忙しい。

年末休みにするために、毎月やってる仕事がかなり前倒しで納期がほんと目の前でバタバタしています。

年末休みはしっかり休める。

そう思えばまあ頑張れるかもしれない。

年明けからまたすぐ忙しい事が決まってるんだけどさ...。

そして、最低限の食事は取ろうと思った今日でした。

 

と言うわけで今日は深そうで深くないコーナー。

哲学者でもなんでもない僕が学校の教科書で習っただけの知識で哲学者の言葉についておしゃべりしようと思います。

まああくまで、僕の解釈っていうか、このブログで一貫して言ってるけど、僕の意見は僕の意見なので、「何こいつもっともらしく支離滅裂なこと書いてるんだ」って思ったとしてもそれはチラシの裏にまとめて捨てておいてほしい。

まあしかし、今回は他人の解釈を借りることになりますがね。

 

 

有名な哲学者の1人、アリストテレス

そのアリストテレスを孫弟子としていたソクラテスと言う人がいた。

師匠の師匠と言ったところ。

そのソクラテスが生前気付かされた「無知の知」。

なんでも知っていると思っている人よりも、知らないことがあると知っている人の方が優れている(ソクラテスは自信が他人と違うと気がついた)。

例えば、日常的に存在するものも、人が名付けただけで、本当の名は神のみぞ知る。

そう考えた途端、私達はいかに無知であるかを気付かされる。

本当は何も知らないのに、自分たちの知る世界を全てだと錯覚してしまっている。

ソクラテスはそれらの人間に無知であることを知らしめることが天命(神命)だとして、活動し続けた。

 

 

僕から言わせれば、ソクラテスも無知だ。

天命などない。神が存在しないと証明された瞬間全てが覆る。

まあそんなの元も子もないけど。

ともかく、神がいなければ成立しないし、人に教えを説くと言うのはとことん無知でなければできないと僕は思う。

知らないことを教えるには、知らない人の立場を知らなければならないからね。

かく言う僕はさらに無知で愚かです。

それはわかってるし、ほとんどの知識が知ったかぶりで多少かじった程度のもの。

でも僕だけじゃなく、みんな無知。

現代の人はほとんどそれに気がついてる。

自分の知る世界は、自分が知っている限りでしかなく、その外側に世界があるとしたら、そこは未知。

僕はこういう話をするときによく使うことわざなんだけど、

井の中の蛙 大海を知らず」

まさに人は井の中の蛙なんだと僕は思う。

井の中の蛙は、外の世界があることも、そこに他にカエルがいることも知らない。

もしかしたら僕達は知らないだけで、外の世界があって、そこには、僕らを知る人間がいるのかもしれない。

さらに、それを僕達は神様だと思っているのかもしれない。

だとしたら神様は多分、笑ってるんだろうな。

だから神様は嫌いだし、いて欲しくない。

でも初詣にも毎年行くし、都合が悪くなれば神に祈るので、そこんとこよろしくねカミサマ。

 

人は誰しも井の中の蛙で、外側の世界があるかもしれないと思っていても、証明できないうちはどうしようもない。

ただ、やっぱり自覚をしてるかどうかは大きな差だと思う。

自分の限界を知る。自分の生きる世界を最大限知る。全て知ることは絶対にできないので、どこまで知っていて、どこから知らないのかを知る。

そうすれば、何を知るべきか、次に自分が何をするべきかが見えてくることがある。

全てを知った気になれば、満足し、その先に向上心などなくなる。

何を知らないのかを知らないと、知らぬところで馬鹿にされたり、不当な罵りや地位が揺らいだりする。

だから僕はまず、周りの人に、自分が愚かだってことに気がついて欲しい。

 

同じようなことで、大人っぽいとか、子供っぽいとか言うアレ。

何を基準にして言ってるのかさっぱりだけど、少なくとも大人はそんなくだらない格付けはしない人だと僕は思う。

と言うかそうであって欲しい。

自分自身を大人だって思ってる人ほど、心は全く成長してないことが多いし、そういう人は大抵周りの人を子供だと罵ったりしている。

ほんの生活の一部しか知らない人のことも子供だと決めつけ、それから評価を覆すのは重い石を持ち上げるが如し。

そういう人は自分を客観的に見てほしいものだ。

このブログ読んで少し自覚してくれる人がいればいいな。

 

なにより、自分の中の自分を知る。

これに限る。

自分が何者で...

ではなく、自分は何をすれば楽しくて、何をすれば悲しいのか。

それを自身に問う。

イメージ的には、もう一人自分がいるような感覚。

そのもう1人の自分が、間違ったことをすれば罵ってくれて、正しいことをすれば褒めてくれる。

全てを知った気になっている自分を嘲笑ってくれる。

ソクラテスが言う神様を自分自身で作り出す。

そうすれば、普段は気がつかないことにも気がついたりするんじゃないだろうか。

 

 

そんなことを思いながら、僕の人格は増えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんちって

余談ですが、

孫弟子のアリストテレスは、ソクラテスの理論に否定的でした。

自分の師匠の師匠なのに。

アリストテレス

無知の知よりも、もっと大切なのは

今夜は何を食べようか。

次の休みは何をしようか。

と言うのが、生きることで重要としていて、

外の世界など見ずに、もっと身近なことの方が私たち人にとっては大切だとする。

 

素敵じゃないか。

 

 

由良

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコニコ動画の歌い手だったKKさん。

当時からいい声してるなぁと思って聞いていた。

今では上北兼という名前で活動されていて、ステキな曲をたくさん残してくれます。

どの曲もステキなのですが、その中でも比較的新しい曲を。

僕の言いたいことがいくつか歌詞になっています。

時間があればたくさんの曲を聴いてほしいです。

疲れた心には最高のクスリになると思います。