トイレットペーパー
どうも、由良と申します。
前々から思っていたことがある。
店などで使用中のトイレットペーパーの先っちょが三角に折られている時。
僕は親切な人が次の人のためにやっているもんだと思っていた。
いい人がいるもんだなぁって常々思っていた。
でもあれって別に三角にしなくても取りやすいよね。
三角に折る必要もそんなにないような気がする。
何で折られてるんだろう。
その意味に気が付いたのは初めてやったファミレスでのアルバイト。
当時、勤務開始したらまず最初にするのがトイレ掃除と教えられていた。
そしてトイレ掃除をした後、必ずトイレットペーパーを三角に折っていた。
それをする事で人は助かるんだって思って、バイト以外でも普通にトイレとか行った時、三角に折ってますって言う話を、アルバイト先の先輩に話したところ、こう言われた。
「従業員が掃除したよっていう合図になるからあんまりやらない方がいいんじゃないか」
なるほど確かに。
でも聞いてみると、意外とみんなやっているみたい。
その事を知らずに親切心でやっていること。
でも特に困ることもないかなって思ってた。
何となく清潔な感じがするし、ちょっとだけ取りやすくなっているからね。
そんな話を母にしていたら
「トイレで用を足した汚い手でやったらダメでしょ」
だってさ。
目ん玉飛び出たね。
そこまでじゃないけど。
でも結構衝撃だった。
そんなこと全然気がつかなかった。
みんなは気づいてるもんなのかな。
アホなのは僕だけかな。
この話を通して僕が言いたいことは
「人の親切心は時に人を嫌な気持ちにさせる」
JTのCMなんかを見ていると、喫煙者はハッとさせられるんじゃないかな。
自分の気がつかない事に誰かは嫌だと感じていると。
嫌だと思っている人しか気がつかないこともたくさんあるんじゃないかなと。
あなたの幸せは誰かの不幸でできているかもしれないと。
時々自分を振り返ってみることも大切。
長いことグダグダと書いてるなぁ。
この考え方は多分僕の人生そのものに影響していると思います。
思えば今まで書いた脚本や小説、好きになった映画やドラマは、そういったメッセージが込められていることが多かったです。
ある意味批判的にじゃないけど、良いものが必ずしも良いものじゃないよって事がテーマになってるような気がする。
...なんて窮屈なんだろう。
由良