おとしもの

頭の中のものをぜんぶ形に出来たらいいなぁ

スマートフォン

えぇ、どうも。

 

最近の気持ちの沈みっぷりは半端じゃなくて、あんまりにも生きていくモチベーションが低くて困っています。

もうちょっと浮かんでこいと。

やる気もあまりなくて、やる事が無いと早めに寝てしまおうと思うようになり、おかげで最近はしっかりとした睡眠時間が取れています。

それでも日中は眠くなる。

というかいつも眠い。

どうなってるんだ体内時計。

 

 

今日はなんとなく久しぶりにそれっぽい事を話していこうと思ってます。

僕なりの言葉で。

 

近頃僕は視力が著しく低下している。

もともとちょっと遠くのものが見えない程度だったんだけど、半年前に買ったメガネの度が合わなくなってきて、メガネをかけていても半年前の裸眼よりもぼやぁっとした視界になってる。

これでどのくらい悪くなったか伝わるかな。

高校生くらいから目の悪さが発覚してきて、そのくらいからメガネをかけるようになったんだけど、そっからはどんどん悪くなる一方。

両親はとても目がいいのでおそらく隔世遺伝なんだけど、最近の視力低下は焦りを感じるものがある。

仕事の関係上落ちていくのは仕方ないんだけど、一番の原因はスマートフォンだと思ってる。

というかスマートフォンで成せることの多さやコンテンツの膨張のおかげ。

パソコンだと肩が凝ったり持ち運びが面倒だったりで一部の人にしか与えられていない。

しかしスマートフォンは見るのに姿勢は問われないし軽いしきっと半永久的に時間を消費できてしまう。

ゆえに中学生以上の殆どの人が持ってるのではないだろうか。

もっていない人の方がいまや珍しいと言える。

普及が始まったのはだいたい10年前くらい。

最初の方は当たり前だが、若い人やビジネスマンくらいしか持っていなかった。

だんだん広まっていったが、未だにガラケーを手放さない世代はいた。

しかし2.3年前くらいからガラケーの生産が終了した。

現在は電車での景色を見てみればほぼみんなスマートフォンにらめっこしている。

誰もが予想していた未来がもうきてしまっている。

次はおそらく人工知能に行動を左右されていく人々。

クレヨンしんちゃんでもやってたちょっと怖い未来。

何もかもが人工知能によって効率化されていく未来。

そこに人の想いが入り込む隙間はない。

 

まあそんな未来の話はさておいといて、

僕に限った話じゃないと思うんだけど、最近視野が狭いと感じたりしませんか。

...物理的にね。

スマートフォンを見すぎるあまり、スマートフォンの外側にあるものが見えなくなる。

近くにあるものしか見えなくなる。

スマートフォンの中には膨大な情報が流れていて、ほんの数センチの景色だけで通常知り得ない情報まで手に入ってしまう。

そのための労力もほとんどなく、手軽にできてしまう。

スマートフォンの外側にもしかしたらお金が落ちてるかも知れない。

とても綺麗な景色が広がってるかも知れない。

大好きな人が通り過ぎるかも知れない。

それらの景色を見逃してしまう。

歩きながらスマートフォンを触っていればなおのこと。

 

僕は時々スマートフォンが無ければなぁと思う時がある。

スマートフォンがあるせいで嫌な気持ちになったりすることもある。

いっそ無ければ遠くの誰かの言葉にいちいち傷つかずに済む。

それだけじゃない。

スマートフォンがあるせいで、自分の目で確かめようとする人は本当に減った。

景色もレストランもその他施設も。

自分で行くよりも調べた方が早い。

調べていかずに「クソだったな!」って言えるのもなかなかにいいと思うんだけどね。

ほんとに生活がどんどん効率化されている。

選択肢は豊かなはずなのに、やけに生活を誘導されている気がする。

 

あとはオフ会って言葉があるんだけど、

オフ会ってもともとパソコンとかの電源をオフにして、パソコン越しでなく直接会うってことだったんだけど、

スマートフォンで知りあって会えたのにみんなスマートフォンをいじってるとかいう阿呆らしい場面もあるらしい。

どれだけスマートフォンに頼るんだろうか。

 

一見便利なスマートフォンだけど便利とはとても味気なくさみしい。

いま得ている情報は人から人へ送られている場合が多く、まだ救いがある。

しかし近い将来、人口知能とかが人が拡散するよりも早く統計を取って情報をくれるようになる気がする。

そうなると人から人口知能へ、人口知能から人へという、フィルターがかかってしまう。

どんどん人の想いというのは遠ざかっていってしまうような、そんなことに寂しさを覚えています。

 

 

 

 

 

 

由良

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちら古川pという作曲者が作られたボーカロイド曲。

今は「古川本舗」という名義で歌っておられます。

この人を最初に好きになったきっかけの曲でもあるので、ボーカロイドが苦手でない方はどうぞお聴きください。