おとしもの

頭の中のものをぜんぶ形に出来たらいいなぁ

トレンド

ええ、どうも。

 

気がつけばもう11月になって、年明けまで2ヶ月となってしまいました。

外も気がついたら暗くなっていて、秋の夜長というのをひしひしと感じて来ています。

季節が変わり年が明け、また季節が変わり環境も変わる。

そうして少しずつ大人にさせられていくことに抗えないことに残酷さを覚えるようになりました。

働かされ、責任を負わされて生きていく。

しかし僕はまだ子供でいたいわけなのです。

 

 

さてさて。

ほんとにここ数年の時の流れのはやさに驚かされています。

これが老いでしょうか...。

1日を長く感じる日もあるのに、すぎてしまえば驚くほどあっけない。

夏の暑さにうんざりしていたのに、気がついたらもう冬になりそう。

僕は嫌いな夏の終わりを感じて、1ヶ月ちょっと前くらいに衣替えをした。

世間的には多分早い方かな。

今年の冬に着ていた服たちが顔を出して、色々思い出したり、結構楽しく衣替えした。

僕は季節の中では秋が最も好きで、オシャレを一番楽しんでる季節。

適度に重ね着が出来るし過ごしやすい。

温度差はまああるんだけど、おかげでコーチジャケットとかが大活躍する。

軽く羽織るのが好きです。

 

でもぶっちゃけ今年は社会人になったばかりで去年までよりオシャレを楽しめていないような気がしていた。

去年は特にトレンドとかを意識してたし、めちゃくちゃ服を買い込んだ覚えがある。

去年は多分トータルで10万以上は服やアイテムに使っていた気がする。

なのに今年はいまのとこ5万とかしか使ってないかも。

多いのかどうかはわからないけど、僕にしては少ない気がする。

買い物の頻度も結構減ったし。

それに昨日気がついて、なんとなくこのまま少しずつ腐っていくような気がした。

 

そこで僕はトレンドを取り入れようと突然思い立ったのです。

トレンドも季節と同様にぐるぐると目まぐるしく変わっていくもの。

そこに現在の社会情勢とか政治や他のものが絡んできて、現代風に洗練されていく。

 

てかトレンドってなんなの?

どうやって決まるの?

 

わからない人もいると思うので軽く解説。

トレンドはそのまま流行って意味。

だいたいパリコレとかのコレクションで紹介されているファッションが三年後とかに取り入れられていき、流行していく。

あとはトレンドカラー。

これはまちまちなんだけど、大手のファッション雑誌か大手ブランドが決めたりしてる。

「今期はこれでいきましょう!」

みたいな感じで。

それを元にじわじわと広まる。

 

そして当の今年はヴィッテージミックスというのが上がってきてるみたいです。

ちょっとレトロな雰囲気をファッションに取り入れていく。

時代は逆流していて、70'sや80'sに流行っていたものがより新しくなって現代に好まれている。

今を生きる人には逆に新しく感じるものらしいです。

刺繍が入ったものや独特の柄(ペイズリー柄とか)はヴィンテージっぽさを出してくれます。

そういうものが店頭に少しずつ置かれていますね。

色もそれらに合うように、くすんだ色とかブラウン系の色が流行るそうです。

たまらなく僕の好みのトレンド...。

 

でもおそらく再来年くらいにはトレンドは変わり、ヴィンテージっぽさで選んだ服は流行遅れとなってしまいます。

洋服も流行りが終われば使い捨てに。

なんだか悲しい。

 

時代とともに置いていかれる服や考え方。

そこに思いはあまり存在しないような気がする。

僕は流行だけで選んだ服はあまり好きじゃなかったりする。

着たくて着ているのではなく、世間に着させられているような感覚になる。

流行って大抵そう言うもので、 誰かに流されて誰かを流して、あたりを見れば似たような人がたくさんいる。

もちろん服だけじゃ無い。

ゲームだって漫画だって。

みんな持ってるものを持っていて、周りに流されている。

それでも個性は主張する。流されてるくせに。

 

でも残念ながらそれは案外正しい。

こうあるべきと言う道筋が一本あれば、道に迷う人は減る。

社会から外れない。無難。

差別と言うのは、過半数以上によって除け者にされることで生まれる。

だったら初めから過半数にいる方がマシ。

そうやってのらりくらり生きてきて、少しずつ自分がなくなっていく。

 

もはや道筋から外れることは出来ないんだろうなぁ。

 

 

由良